10月、神戸に日帰りで研修旅行に行きました。
最初に、大工道具を収集と保存することを目的としている日本唯一の博物館、
竹中大工道具館に行きました。
博物館には、常設展と企画展の2つの展示があります。
常設展には、大工道具の展示や歴史、棟梁の仕事、名匠による大工道具の紹介など、大工道具に関する7つのコーナーがあります。
唐招提寺金堂の柱や屋根の原寸大の復元模型や大徳寺玉林院ある「蓑庵」の復元模型は見ごたえがあります。また、木造建築の「木組」や名匠の大工道具なども展示されています。
(館内の写真撮影可だったのでいろいろ撮影したのですが、アップできるような写真が少ない・・・。)
上から眺めた唐招提寺金堂の屋根の復元模型
企画展は、「南の島の家づくり」で、東南アジア島嶼部と呼ばれる島々の建築と生活文化を紹介しています。その島々では、身近な生活圏で得られる材料を使い風土に合った家を建てています。いろいろな工夫が見られました。
この博物館の敷地内に「一滴庵」という茶室があり、外部から見学できる日が設けられています。しかし、行った日がその見学の日ではなかったので、休憩室のある別館から、その一部を見ました。茶室も庭園も素敵でした。
休憩室から眺める「一滴庵」と庭
その休憩室で茶室を眺めながら休憩。朝が早かったので、施設内に置かれていたシフォンケーキ(有料)がとてもおいしかったです。長時間滞在できる空間でした。
休憩室の中、木のテーブルと椅子が置かれている
竹中大道具館に行って、日本の建築技術の高さを改めて知ったのと同時に、大工道具の重要性、建物をつくる職人たちの熱量を感じることができました。
その2に続く・・・。